『インド入国のために、ビザの取得、航空券の手配をしたけど他に準備することはないのかな?』
この記事では、このような疑問に答えていきます。
実際、僕はインド入国初日、だまされそうになったり、お金が引き出せないなどのトラブル続きでホテルに到着するまで約半日以上かかりました。
この経験から、インド入国前に準備しておけばよかったこと、到着後どのように行動すればよかったのかを大きく3つに分けて解説していきます。
本記事の内容
①日本で準備しておくこと
②空港の外に出る前に済ませておくこと
③空港を出た後にすること
①日本で準備しておくこと
インドで使用できるSIMカードを買う
日本で使用しているSIMカードのまま海外で携帯を使用すると、とても高い通信料を請求されます。
SIMカードをインド用のものに入れ替えることで、格安で日本と同じように携帯を使うことができます。
SIMカードは、amazonですぐに購入することができます。
頼んでから手元に届くまでの期間があるので余裕を持って購入しましょう。
インド用SIMカード
SIMカードの入れ替え方については、この記事に詳しく書かれているので参考にしてみてください。
『SIMカード入れ替える手順を全解説、安全な取り出し方/入れ方とは?』
注意点
・SIMフリーに対応している携帯じゃないとSIMカードを入れ替えることができない
自分の携帯が、SIMフリーに対応しているかを調べてみてください。
SIMフリースマホか調べる方法、SIMフリーにできる条件は、この記事に詳しく書かれています。参考にしてみてください。
『現在使っているスマホがSIMロック解除済みかどうかを確認する方法』
SIMフリーの携帯をお持ちでない方は、ポケットWIFIのレンタルまたはSIMフリースマホの購入を考えられてみてください。
・日本の空港を出る前に携帯のデータローミングをオフにして、機内モードにする
データローミングをオフにしていないとインド到着後、自動的にインターネットにつながり高い通信料がかかります。
SIMカードを入れ替えた後にデータローミングをオンにして、機内モードをオフにしてください。
日本の空港でインドルピーに両替する(なければアメリカドルもしくはユーロに両替する)
インド到着後現金が引き出せない時のために、日本の空港を出る前に5000円分くらいインドルピー(インドの通貨)にお金を換金しておきましょう。
空港での両替は、レートが悪いので、入国初日ホテルまでのタクシー代と食事代くらいの必要最小限にしておきます。
インドルピーがなければ、アメリカドル、ユーロに換金しましょう。
インドで両替する時、アメリカドルやユーロはどの換金所でもインドルピーに換金してもらえます。
日本円だと両替してもらえないところがあります。
注意点
・両替してもらう時は、少額紙幣をもらう
100,50,20,10ルピーなどの少額紙幣があると、何か買う時に支払いやすいです。
500ルピーなどの高額紙幣で支払いをするとおつりがないと言われる可能性があります。
MAPS.MEに都市の地図をダウンロードする
MAPS.MEを携帯にインストールして、到着空港の都市をダウンロードします。
地図をダウンロードしておくとことで、携帯がインターネットに繋がらない時でも、地図を使用してホテルの場所などを検索することができます。
地図中に空港や泊まるホテルなどをピン指ししておくといいと思います。
Google翻訳にヒンディー語と英語をダウンロードする
Google翻訳アプリをダウンロードして、Google翻訳にヒンディー語と英語をダウンロードしておく。
ヒンディー語はインドの公用語です。
ダウンロードしておくことで、携帯がインターネットに繋がらない時でも翻訳機能を使用することができます。
Uber(配車アプリ)をダウンロードする
タクシー用のUberアプリをダウンロードしてください。
Uberとは、インドで使用できる配車アプリです。
インドタクシーの相場料金を調べておく
インドタクシーの相場料金を調べておくと、交渉することになったとしても安心です。
高すぎる値段を言われた時に、高いと判断することができます。
コルカタの空港近くから、市内の宿までタクシーで行った際は、uberアプリを使用して、約17kmの走行距離で約550ルピー(約1000円)でした。(※2022/9月時点)
より詳しく相場料金を知りたい方は、『地球の歩き方 インド』を読むといいと思います。
数年ごとに情報更新されているので、最新情報を知ることができる本です。
amazonで購入、もしくは市立図書館などで借りたりもできます。
『地球の歩き方 インド』
日本円とインドルピーの通貨変換率が分かるアプリをダウンロードする
日本円とインドルピーの変換率を知っておくことは、日本円をインドルピーに両替する時にそのレートが妥当であるかを判断するために役立ちます。
このアプリに日本円、インドルピー、アメリカドル、ユーロなど、持っていく現金の種類と現地通貨をダウンロードしておくといいです。
このアプリには、世界各国の通貨をダウンロードすることができます。
注意点
・現地で両替する時
お金を渡す前に両替してもらうお金の確認を店の人と一緒にしてください
お金を受け取った直後、その場で数え、数があっているか、破れたお札がないか確認してください
悪質な両替所では、渡されたお金を盗み、少ない金額を両替して渡すところもあります。
受け取ったお金が少ないと感じても事前に確認していないので、両替所の人から「そんなに多くお金受け取ってないよ」と嘘をつかれます。
また破れたお札はインドでは使えないので、もらわないように注意してください。
②空港を出る前に済ませる事
携帯を使えるようにする
空港の外に出る前にSIMカードを入れ替え、データローミングをオン、機内モードをオフにして携帯を使用できるようにします。
現地に着いてからSIMカードを入れ替えるのが不安な方は、日本の空港で入れ替えておいてもいいと思います。
日本でSIMカードを買い忘れたという人もインドの空港で購入しましょう。
注意点
・携帯に入っていた日本のSIMカードは捨てない
日本に戻ったら、またそのSIMカードは使用するので捨てないでください。
・空港でSIMカードを購入した場合、携帯が使用できるまでに約12時間かかる場合もある
携帯が使用できない場合は、タクシーの値段交渉を自分でしなくてはならないので、高額な請求に応じないように気を付けてください。
日本でインドのタクシー料金の相場を調べておくといいです。
ホテルの場所を伝える時は、MAPS.MEにダウンロードした地図を見せて、ここに連れて行ってと言えば大丈夫です。
携帯は運転手にだけ見えるようにしてください。誰かが携帯を取って逃げる可能性があります。
空港内ATMで現金を引き出す
空港の中には、ATMがあるのでクレジットカードもしくはデビットカードで現金を引き出します。
インドで使用できるATMについては、この記事に書かれています。
インドで利用できるATM【引き出せない原因と解決方法も】
注意
・インドの空港は一度外に出てしまうと中には入れてもらえない
インドの空港は、一度出ると中に戻れません。
空港を出る前にATMから現金を引き出してください。
Uberアプリでタクシーを呼ぶ
携帯が使えるようになったら、Uberアプリを使用してタクシーを呼んでください。
Uber使用法はこのブログに詳しくかかれています。
『Uberの使い方・乗り方を徹底解説|アメリカで何度も使った便利な配車サービス』
③空港を出た後にすること
uberで呼んだタクシーに乗りホテルまで向かう
Uberの運転手でだますような人はほとんどいません。
違法な行為があればUber側に報告されるのでそのような行為はしません。
しかし、乗車前にUberに提示されるタクシー料金のスクリーンショットは撮っておきましょう。
万が一、間違った金額を請求された時、違うと主張することができます。
注意点
・空港の外で待ち伏せしている運転手のタクシーやリキシャ―に乗らない
空港の外で待っているタクシーやリキシャ―(インドの主要交通手段)の客引きの中には、観光客をだます人が多いです。
全員無視してください。
もし乗車してしまった場合、違法な旅行会社に連れていかれ高額なツアーを組まされそうになったり、高いホテルに泊まらせようとしてくる場合もあります。
だましの手口の一例
まず金額の交渉をしてタクシーに乗ると、運転手が目的地ではなくツアー会社と呼ばれるところに観光客を連れていきます。
そこで、ツアーや泊まるホテルなどをおすすめされます。
もし予約しているホテルがあれば、予約しているホテルにあたかも電話しているようによそおい、そのホテルは営業していないと言い、自分たちがすすめるホテルに泊まらせようとしてきます。
この電話は全くの嘘です。信じないでください。
そして絶対にお金を払わないでください。
そのような行為があると気づいたら、その場から離れてください。
運転手は、そういう所に観光客を連れていくことで仲介料をもらっているみたいです。
uberでタクシーを呼べない場合は、空港から少し離れてから探した方がいいです。
空港のすぐ外には、違法なツアー会社と連携しているタクシー運転手がいます。
空港から少し離れたところで探すと、そのような人たちはいないので、乗車料金を多くとられるくらいで済みます。
※最初は高すぎる金額を言われると思うので、値段交渉をしてください。
まとめ
インド初日、トラブル続きでホステルに到着するのにとても苦労しました。
そんな経験を通して、準備しておけばよかったこと、気を付けるべきだったことをまとめました。
これからインドに行く人の参考になれば幸いです。
勘違いしてほしくないのは、だますような人はほんの一部の人で、大半の人は優しいです。
また絶対に行きたいと思うくらいいい国でした。
気を付けるところを知っていれば、楽しいインド旅行、旅になること間違いなしです。
記事を最後まで読んでいただきありがとうございました。
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