本記事の内容
- デング熱の症状
- デング熱にかかった時の対処法
- デング熱に効果があったもの
- デング熱予防
サバイディー!(ラオスのこんにちは!)
この記事を書いている僕は、大学を休学してアジア、ヨーロッパ、南米など約5カ月で14か国を渡り、世界一周をしました。
ラオスでは、デング熱にかかり苦しみました。とてもきつかったです。
そこで僕が体験したデング熱の症状、対処法、効果があった飲み物、予防法などを実体験を踏まえて解説していきます。
デング熱の症状(僕の経験です)
・頭が痛い、フラフラする
・熱が出る
(ここからは時系列に沿って写真とともに解説していきます。)
夕方4時ごろ、クアンシーの滝からの帰り道から頭が痛く、フラフラしていました。
初めは風邪かコロナにでもなったのかなと感じたので、とりあえず宿に帰るとすぐにベッドで寝ることに。
しかし、次の日の朝になっても、頭痛が取れてなく熱も高い状況。
そこで、加入していた海外保険の会社に電話をして、病院と現地通訳の人を手配してもらいました。
宿からトゥクトゥクを出してもらい、病院へ(Luang Prabang Provincial Hospital)
病院の入り口で、現地通訳の人と合流。(やっぱ日本語で話せるって安心するな~)
まず、コロナの簡易検査を受けると陰性。
次に血液検査をしてもらうと...
結果はデング熱。デデデデデング熱ーーー( ゚Д゚)
日本では聞いたことあるけど大丈夫なのかな…
海外一人旅で、病気にかかるだけでも不安になってたのに、これって結構ヤバい病気じゃ...
とりあえず解熱剤、エナジードリンクの粉、ビタミン剤などの薬をもらい、宿に帰ることに...
宿に到着し、ホステルの人にデング熱だったと伝えると、、、
「雨季の時期は、わりとかかる人多いんだよね~、まぁゆっくり休んで!」と一言。
あれ、、あまりびっくりしないの??
割と軽く受け止められたので、そんな心配しなくていいのかなと少し不安もやわらぎました。
その後、調べてみると、デング熱には軽症と重症があるみたいで、
僕は軽症の方で助かりました。(症状は一週間程度でおさまるみたいですよ)
重症の方だと、最悪死ぬこともありえるだって。
軽症の方でよかった。神様ありがとう
これからは、ちゃんと蚊よけスプレー使います。
宿の人やラオスの人達は、とてもやさしく、毎日体調はどう?と気遣ってくれたり
バイクに乗せて、ご飯を買いにつれてってくれたりしました。
また、「デング熱にはココナッツジュースがいいよ!」と言って、買ってきてくれたりもしました。
旅中は、人のやさしさが身に染みるな~本当にありがとう。
ちなみにココナッツジュースは、まずいという人がいますが僕はすきでした。
このように僕とデング熱の攻防は一週間ほどつづき、その戦いに幕をおろしたとさ...
デング熱にかかった時の対処法
海外保険に加入している人
加入している海外保険会社に連絡を取り、病院と現地通訳の人を手配してもらう。
ポイント
・キャッシュレスサービスのある海外保険と、一旦自分で支払っておく海外保険の2種類があります。
・キャッシュレスサービスのある海外保険
現地で病院に行った際、キャッシュレスサービスのある保険の方が絶対におすすめです。
診察に関わるすべての費用を保険会社が直接病院に支払ってくれます。
・一旦自分で支払っておく海外保険
一旦自分で支払っておく海外保険は、日本に帰ってから請求に必要な書類を送り、保険会社からお金を返してもらいます。
旅中に病院にかかるお金をたくさん引き出すのにはリスクがあり、危険なので
海外保険に加入する時は、キャッシュレスサービスのある海外保険を選ぶ方がいいです。
注意点
・国際電話料金が高い
・書類をもらう
・国際電話料金が高い
連絡を取るとき無料で電話ができる地域ならいいんですが、そのほかの地域だと国際電話料金がかかります。
メールもしくはLINEなど、無料で連絡できるSNSなどを使い、連絡を取ったほうがいいです。
僕は、両親に頼み日本から保険会社と連絡を取ってもらいました。
・病院代請求に必要な書類をもらう
病院代を一旦自分で支払う方の海外保険は、処方箋や診察代、薬代、交通費の領収書など必要な書類を現地でもらい、帰国してから保険会社に郵送で送る必要があります。
書類がそろってないと、お金を請求できない可能性があります。
海外保険に加入していない人
ホステルの人に病院を聞いてその病院で診察を受ける。
ポイント
・Google翻訳アプリにラオス語(現地の言葉)と英語をダウンロードしておく
Google翻訳アプリにラオス語(現地の言葉)と英語をダウンロードしておくと、病院の人と話し合うことができると思います。
どの国でも英語を話せる人がいると思うので、一応ダウンロードしておいた方がいいです。
注意点
・お金が結構かかる可能性があります。
海外で病気にかかった時、医療費が高くなる可能性があるので、日本を出る前に海外保険に加入しておくことを強くすすめます。
デング熱にかかった時、効果があったもの
ココナッツジュース
ココナッツジュースには、便秘予防効果があるので、それを飲むことで悪いものを身体から出すことができました。
ポカリスエット粉
ポカリスエットは、慣れ親しんだ味なので飲みやすく、水分補給としてとてもよかったです。
僕は、粉のポカリスエットを持って行っていたので、水に溶かして飲みました。
軽く荷物にもならないので、日本からポカリスエット粉を持っていくといいですよ!
病院で水分補給用のエナジードリンクの粉をもらってましたが、塩辛く、とても飲めたものではありませんでした。
デング熱予防
蚊よけスプレーを使う
・手押しポンプ式の蚊よけスプレーを買う
・蚊よけスプレーを買う時は、製品の裏に書いてある原料表示のDEETを見る
・手押しポンプ式の蚊よけスプレーを買う
蚊よけスプレーを日本から持っていく際は、透明容器、100ml以内、手押しポンプ式タイプのものを選んだ方がいいです。国際線に搭乗する時、その規定に沿っていないものは持っていけない可能性があります。
・蚊よけスプレーを買う時は、製品の裏に書いてある原料表示のDEETを見る
DEETとは、蚊のきゅう覚を麻痺させるにおいを出す薬です。
DEETの含有量が高ければ、高いほど蚊よけスプレーとしての有効時間が長いです。
僕は15%くらいのものを買っていました。
長袖のズボンや服を着る
肌の露出面積を少なくすることで、蚊から刺されるのを防ぎます。
デング熱には、予防接種がないので、このように蚊から刺されないような対策をしていくことが大切です。
最後に
熱が出た時は、すぐに病院に行った方がいいです。
めんどくさい、お金が結構かかるから行きたくないと思うかもしれませんが海外での病気は、命に関わります。
命の重さに比べたら安いものです。
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